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とほ宿めぐり

旅人宿 ふかふか亭

「宿をはじめたのは
旅人として成長するため」

旅人宿 ふかふか亭

山田健仁さん 富山県出身。中学生の頃からバイク好き。同郷の千尋さんと2人で北海道をツーリング中にたまたまとほ宿に泊まったことがきっかけで宿開業を思い立ち、2005年にオープン。「チャリダー、徒歩ダーの気持ちが知りたくて」襟裳岬までの約110キロを自転車、徒歩それぞれで移動したり、「トライアスロンをする人の気持ちが知りたくて」静内のプールといつものサイクリング、ジョギングコースを組み合わせた合計51.5キロ(オリンピックディスタンス)のコースを作り挑戦したことあり。

とほ宿で旅人の世界に触れ、より広く旅の楽しみを知りたいと宿開業を決意。それまではバイクでのツーリングのみだったが、開業後は宿泊客に刺激を受け、旅の手段や行先がバラエティ豊かになった。宿は「サラブレッド銀座」にあり、日本100名山のひとつ、幌尻(ポロシリ)岳(2019年は新冠コース通行止め)登山にも便利な場所。登山に関する最新の情報も手に入る。

思い切りよく移住し

開業時期は慎重に決断

 

―宿をはじめたきっかけなどを伺いたいのですが…。

 

山田

僕らたぶん、とほ宿をはじめた宿主の中で一番の旅の素人だったんじゃないかな(笑)。バイクしか知らないで宿の世界に入っちゃった。

 

―そうなんですか?

 

山田

「旅人ゲーム」って知ってますか? 旅人がいろんな旅をするすごろくみたいなゲームなんですけど、ゴールが宿を開業することなんです。そんな感じで、宿主って旅をやりつくしたような人が多いじゃないですか。でも僕らはたまたまとほ宿に泊まって「旅人」の世界を知って。それでいきなり宿をやろうと思ったの。

 

―バイクでの旅は旅ではなかったんですか?

 

山田

旅だと思っていたし楽しかったですよ。でもいろんな旅があるじゃないですか。徒歩や自転車の旅。あと山に登ったりとか。そういう世界を全く知らなかったので。

 

―「そういうのがあるんだ!」で終わってしまう人がほとんどだと思いますが、そこで世界を広げようと思ったのはなぜなんですか?

 

山田

バイクで旅をしているとバイクのことしかわからないけど、宿をやるといろんな人が来てくれて、知らない世界のことを教えてくれる。宿をやるって旅人としての勉強に最高!と思ったんです。実際に、宿をはじめてから鉄道の旅にも行くようになったし、山登りもはじめて写真も撮るようになった。

 

―そうなんですね。

 

山田

全部お客さんに教えてもらったこと。お客さんが話しているのを聞いていておもしろそうだなと思ったらはじめてみる。1年に1回か2回旅に出るんだけど、行き先も1年間お客さんの話を聞いていておもしろそうだなと思ったところを(千尋さんと)ふたりで相談して行く。だから宿はね、目的ではなく手段って言うか。旅人として成長するためにはじめたことなんです。

 

―ということはまだ成長中…ですか?

 

山田

そうですね。

 

―とほ宿にはじめて泊まったのはいつですか?

 

山田

1996年です。はじめて2人で北海道にバイクで来た時。僕自身がはじめて北海道に来たのは20歳の時でした。学生時代の1992年。その後も毎年ではないけれど、北海道には何回か来ていたんです。

 

―バイクで、ですよね? 北海道に来るきっかけは何だったんですか?

 

山田

バイクに乗るようになるとツーリングに出かけるようになるじゃないですか。その頂点が北海道。それで北海道に行ってみたいなって。

 

―なるほど。

 

山田

ツーリングの時は基本キャンプ場に泊まっていたんですけど、2人で北海道をまわっていた時に雨が降って宿に逃げ込んだんです。そこがたまたまとほ宿だった。

 

―そうだったんですね!

 

山田

聞き慣れない言葉で旅の話をしている旅人たちに圧倒されちゃって(笑)。朝出発してから2人で「すごい人たちがいるもんだね」って話してたんです。僕らはバイクの世界、舗装道路の世界しか知らない。でも世の中にはいろんな人がいるんだって。それで宿をやりたいと思ったの。

 

―えー! とほ宿にはじめて泊まった後で?

 

山田

そう。で、その数日後静内(現新ひだか町)のコンビニの前で休憩していた時に、パンを食べながら向かいにあった靴屋さんと本屋さんを見て「この街に住んだらこの靴屋さんで靴を買って、この本屋さんで本を買うようになるんだね」って話をしていたんですよ。

 

千尋

別に住もうと思っていたわけやないんやけど、たまたまそんな話してて。

 

新冠周辺の沿岸では夏~秋、美しい夕日が見られる。写真は宿からの送迎がある「新冠温泉」からの眺め(宿には内湯なし)

 

―静内はここから車で15分くらいのところですが、その時はあくまでも「何となく」だったんですね。

 

山田

そうです。それから富山に帰って、しばらくしてから「北海道に住むか」って。北海道で宿をやろうと。

 

―決断早いですね!

 

山田

それで1998年に北海道に移ってきたんです。25歳の時。移住って言っても、住む街を変えるだけだから。靴を買うお店をいつもの店から北海道の店に変えるだけの話だからたいしたことじゃないな、と。

 

―ま、まぁそう言ってしまえばそうなんですけど…(笑)。

 

山田

当時はお気楽だったんですね。

 

千尋

お気楽だった! 最初に住んだのは静内だったんですけど、ハローワークがあるから仕事も何か見つかるやろうって。

 

―お勤めされていたんですよね? 仕事を辞めることにはためらいはなかったんですか?

 

山田

そうですね。ただ当時の北海道はあまり仕事がなかったので、それは不安でしたけど。まぁ行ってみるかって。実際仕事はありませんでしたけどね。

 

―移住した時は会社勤めをするつもりだったんですね。

 

山田

もちろん。宿を建てる資金もなかったし。でもとりあえず移住しちゃえばいつか宿はやるからって。僕、熱しやすく冷めやすいタイプなんですよ。だから本州でお金を貯めてから行こう、なんて言っていたらたぶん北海道には行かないと思ったの。

 

―それだと、北海道移住後に宿をやる気が失せる可能性もあったと思うんですけど。

 

山田

…あ~、それは考えなかった(笑)! そう考えると宿はやるって決めていたのかもしれない。だから北海道に移住した時に、まだ宿もやってないのに「やった! 夢がかなった!」ってふたりで喜んだんです。もう宿をやったようなもんだって(笑)。

 

バイクが縁で知り合った山田さんと千尋さん。北海道に来る前年、本州をツーリング中のひとこま

 

―ははは。その時はもうご結婚されていたんですか?

 

山田

仕事をやめて北海道に移住するまでの1か月の間に結婚しました。無職で(笑)。

 

―宿の開業は2005年なので、移住されてから開業まで7年くらいかかったんですね。

 

山田

実は建物は2002年にできていたんです。でも飲食店を経営していた知り合いが、運転資金がなくて1年くらいで閉店してしまったのを見ていたので、僕らは開業してから1、2年はお客さんが来なくても生活していけるだけの資金を貯めてからはじめようって。

 

千尋

開業に関しては石橋をたたいて渡ったんです。

 

―最初はあんなに思い切りがよかったのに(笑)。

 

山田

僕ら両極端なんですよ。思い切ってやったり慎重になったり。

 

―はは。

 

山田

でも旅人のネットワークがすごくて。実際に宿をはじめたら思っていたよりもお客さんが来てくれて、すごく助かりました。

 

「帰ってきた」と思える場所に

あこがれのログハウスを建設

 

―この辺りはサラブレッドを育てる牧場が多くて、道内のほかのエリアとは違った風景が広がっていますよね。

 

山田

北海道をまわっているときに、静内のキャンプ場をよく使っていて、この辺を気に入っていたんです。北海道に来てから半年くらいは仕事が見つからなかったので、札幌とかほかの場所でお金を貯めようと思ったこともあったんです。でも道内をまわってこっちに来ると、「帰ってきた」って感じがするなって。それでやっぱりこのあたりに住もうと。

 

―最終的には最初に住んだ静内ではなく新冠での開業になりましたね。

 

山田

静内ってすごく発展してるでしょ。街中よりは静かな所で暮らしたいと思ったんですよね。

 

千尋

静内のほうが断然便利なんだけど、街中に住むなら別に富山でもかまわんしね。かといって買い物にも困るようなところだと私は無理だと思った。

 

―じゃあ新冠は静かに暮らせる上、近くに便利な街があってちょうどよかったですね。

 

山田

そういうところがすごく気に入って。あと縁もあったんですよ。土地探しは資金の目標額を貯めてからと思っていたんですけど、周囲には宿をやるつもりだっていう話はして情報収集みたいなことはしていました。当時、僕は静内のガソリンスタンドで働いていたんですけど、ガソリンスタンドっていろんな人が来るじゃないですか。宿の話をすると「知り合いの土地を紹介しようか?」っていう話が舞い込んできて。それで紹介されたうちのひとつがここ。

 

―小高くていい場所ですよね。夜晴れていると星もものすごく見えるとか。

 

山田

昔は畑で僕らが見たときは荒れ地になっていたんですけど、まだ今みたいに木が生えてなくてすごく景色がよかったんです。

 

千尋

見晴らしは断然よかったよね、いくつかまわった中でも。

 

山田

静かだし。安かったし。

 

―そうだったんですか?

 

山田

ここ1500坪あるんです。値段は坪単価ではなくて、「一反」いくらだった(笑)。ただ当時は上に登ってくる道路がなくて。それで無理だよなって。下に駐車場を作ってお客さんに階段で上がってきてもらうのも不便だし。

 

―今は上まで道ができていますよね。

 

山田

たまたま下に流れている小川の護岸工事があって、その作業用の道路を残してもらえることになったんです。場所はすごく気に入っていて問題は上に登る道だけだったのでこれはラッキーだなって(笑)。

 

―本当ですね! 土地が手に入りいよいよ上物。ログハウスにしたのは…。

 

山田

ログハウスに住みたかったんです!

 

千尋

北海道に行くって決めてからは、富山にいる時からようログハウスの本は見とったよね。

 

―業者さんが建てたんですか?

 

山田

そうです。最初は自分で建てようと思ったんですけどね。雑誌を見ている時は自分でも時間をかければできると思ったんだけど、時間をかけてしまうと木が傷んでくる。それで結局建ててもらったんです。作業の様子を見ていたら、自分が思っていたのよりもよっぽど難しくて、「あーやらなくてよかった」って思った(笑)。

 

―あはは。「ふかふか亭」という宿名の由来は?

 

山田

最初に決まっていたのは「亭」が付くこと。外国小説の邦訳だと「~inn」を「~亭」とすることが多いじゃないですか。

 

千尋

「ロード・オブ・ザ・リング」の「踊る仔馬亭(The Inn of the Prancing Pony)」とか。でも宿をはじめてみたら、食べ物屋さんみたいって突っ込まれて(笑)。私たちの頭の中では「亭」=宿っていうイメージだったんだけど。オープン当時はよくいたよね。何か食べられると思って来たっていう人。

 

山田

言われてみればお弁当屋さんみたいかな…(笑)。「ふかふか」は移住してから職場の仲間と静内のキャンプ場でBBQをしていた時のことがきっかけです。そこに来ていたライダーさんたちと一緒に飲むことになったんですけど、僕の仲間がライダーさんに自分の家に泊まりに来いって言ったんです。ただし、せんべい布団だから寝心地はよくないぞって。そうしたらライダーさんが「僕らいつも地面にマットを敷いて寝てるので、どんなせんべい布団でもふかふかですよ」って。それが印象に残っていて、「野宿よりちょっとまし」っていう感じで宿の名前に「ふかふか」を使ったんです。

 

―でも宿のお布団は、実際羽根布団ですよね。

 

「ふかふか」のお布団が旅の疲れを癒してくれる。客室のベッドは山田さんの手作り

 

山田

それは後付け(笑)。たまに「さすが『ふかふか亭』。ふかふかのお布団でした」って言われることがあるんだけどね。

 

千尋

羽根布団は軽いので、私たちもお布団を干す時に楽なんですよ。

 

山田

どうせならって羽根布団にしただけで、最初の意味からしたらせんべい布団でもふかふかのはず(笑)。

 

―はは。あとふかふか亭と言えばシカ肉料理!

 

山田

新冠はピーマンが有名なんですけど(生産量北海道1位)、主の食材にはならないなぁって。それで、宿の料理を何にするかってずっと考えていたんですよ。

 

千尋

豚肉とか牛肉の料理はどこにでもあるし。サケも結構ある。あんまりほかで食べられないものがええなぁって近所の人と話していたら、近所にシカ肉屋さんがオープンするって教えてくれて。道内を旅している時に、シカ肉の丼を食べたことがあったんですけど、そういえばおいしかったよねって思い出して。

 

山田

シカ肉屋さんもシカ肉を北海道に広めたいと思って店をはじめたのに、地元の人ほど「くさい」っていう抵抗感があって、買っていくのは札幌とか東京のフレンチ料理屋さんばかりだったんだって。だから僕らが地元でシカ肉料理を出したいって話したら喜んでくれた。

 

―それまでシカ肉を料理した経験はあったんですか?

 

千尋

ないです。でも試しにってお肉屋さんがくれたレシピを見たら、意外に何でもできそうだなって。

 

ーしぐれ煮をいただきましたが、くさみはなく柔らかくておいしかったです!

 

シカ肉料理のメニューは日によって異なる。この日はしぐれ煮。最初はシカ肉の柔らかさを知らず、シチューを煮込みすぎて肉の塊がなくなってしまったこともあったとか

 

山田

特にシカ肉だからって気を付けることが何もないから。

 

千尋

ありがたいことにそのお店ではお肉を低温熟成してくれているんですよ。だからいつ行っても柔らかい状態で手に入る。

 

 

―ただシカ肉って豚肉や鶏肉に比べるとちょっと値段が高いですよね。その点で迷いはなかったんですか?

 

千尋

値段のことはあんまり考えてなくて。とりあえずシカ肉でいこうって。で後から考えると、ほかの肉よりちょっとだけ高いよねって。

 

山田

シカ肉屋さんは、日高のシカ肉はおいしいよって言ってた。サラブレッドの餌のおこぼれにあずかってるから(笑)。あと雪があまり降らないので年中草を食べられる。

 

―ほかにない素材を探しているところで、好条件が重なりましたね!

 

旅先、コレクション、趣味…

宿泊客に刺激を受け広がる世界

 

―先ほど、お客さんの話を聞いておもしろそうだなと思ったところに1年に1、2回出かけるとおっしゃっていましたが、最近ではどのあたりに?

 

山田

佐賀県かな。「佐賀県」を見に。

 

千尋

佐賀県から来られた人が「佐賀には何もない」って言うんですよ。でも何もないことなかろうって。

 

 

―どうでしたか?

 

山田

おもしろかった! 棚田とかね。元々お城を作っていた人が集まっていた土地でその技術が生かされている。

 

千尋

石積みがね、きれいな野面積みなんですよ。私の背の倍くらいの高さのところもあったりして。

 

山田

まぁこの間はたまたま佐賀を見に行ったけど、テーマはいろいろ。寝台特急に乗りに行ったり。

 

千尋

「海を自転車で渡った」って言いたくて(笑)しまなみ海道に行ったり。

 

山田

島根に赤い瓦屋根の連なる景色を見に行ったり。

 

「熱中しやすい性格は一緒」という山田さんと千尋さん。新聞の題字やカントリーサインなど物の収集は千尋さんの趣味

 

―そういうのも全部お客さんとの会話から知って。

 

山田

僕山登りが趣味なんだけど、これもそう。

 

―ご出身は富山ですよね? 登山は富山に住んでいる時からお好きだったのかと思いました。

 

千尋

地元の人は、何を好き好んで登りに行くんだろうねっていう感じです。富山の人にとっての山は、この辺の人たちにとっての馬と同じような感じかも。

 

山田

もし富山にいる時に山登りをしていたら、北海道には移住してないかもしれないな。でも北海道に来て山登りを覚えて、今はわざわざ飛行機に乗って北アルプスに出かけて行くという…(笑)。

 

千尋

富山にいたら今日は天気がいいからってパッと行けたのに。

 

―あはは。

 

山田

ちなみに僕は1回山に入ったら何日も山に入っているのが好きなんです。長いと1週間くらい。基本的には縦走です。日高とか大雪とか。

 

―1週間の縦走ってすごいですね。

 

山田

北海道はそういうロングコースが多いですからね。僕が一番好きなのは大雪山の旭岳から入ってトムラウシ、十勝岳を経由して富良野岳へ抜けるコース。山小屋も避難小屋があるだけのあまり人の手が入っていない長いコースは日本にはほかにないと思うんですよ。

 

―これもお客さんから聞いた話がきっかけなんですか?

 

山田

そう。幌尻(ポロシリ)岳から降りてきたお客さんが、3日間誰にも会わなかったって言ったんです。それを聞いて、「山に登りたい」じゃなくて「3日間人に会わない世界ってどんなかな」って思ったの。僕はド素人だったから、まずアポイ岳に登って練習して、それからそのお客さんに教えてもらったコースに行ってみたんです。

 

―誰にも会わないことに興味を持ったのはどうしてですか?

 

山田

そういう世界を知らなかったから。家に引きこもったとしても、車の通る音とかで人がいる気配を感じるじゃないですか。だから四方何キロも人がいないってどんなかな、そういう時に自分はどう思うのかなって。それを知りたくて行ったんですよ

 

―誰にも会いませんでしたか?

 

山田

うん。

 

―どうでした?

 

山田

二度と行かないと思った(笑)。怖くて怖くて。心細いし。空き缶とかゴミが落ちてたらうれしかったもん。人が通ったんだって。なのにまた次の年に行ってました。あの世界をもう一度味わいたいなと思って。

 

千尋

帰ってきて1週間後にはまた行こうかなとか言ってたよ。あ~はまったなと思って。

 

山田

それが山人生の始まりです。10年くらい前のことかな。まぁ山に限らずね、僕ら何でも興味を持ちやすいんですよ。

 

―それはこの談話室のコレクションを見た時に思いました。古いカメラや新聞の題字、石…。

 

千尋

アンテナを張っている方向は全然違うんだけどね。

 

談話室。古いカメラ等、「自宅には置いておけないから」と宿泊客が持ち込んだ物が集まりコレクションのようになったものも。山田さん自作の棚に飾られている1点1点に物語がある

 

―宿にはいろんな方がいらっしゃると思いますが、山田さんたちが興味を持って話を聞いてくれるのですごく楽しいと思いますよ。

 

山田

僕が宿をやろうと思ったきっかけにも通じるんですけど、僕はとにかく経験豊かな旅人の話を聞きたい。それはずっと変わっていません。そして旅人も自分の旅の話をしたい人が多いんですよね。だからお互いのためによかったのかな。

 

―山田さん自身も旅人の話を聞いて行動してきて、14年でだいぶ経験値が上がっているんじゃないですか?

 

山田

この近隣とか道内のことならアドバイスできるけど、まだまだ。でも旅人からいろいろな旅を教えてもらって、僕もやりたい旅が決まってきました。

 

―それはどんな…?

 

山田

今はまだ言えないんですけど、こんな旅いいな、あんな旅いいなって考えているうちに決まってきました。宿をはじめたおかげで見つけた、人生の次の目標です。今後はその目標に向かっていきたいなと思っています。

 

2019.8.6

 

旅人宿 ふかふか亭

旅人宿 ふかふか亭

〒059-2415
新冠郡新冠町緑丘3-7
TEL 0146-47-1644

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次回(8/20予定)は「きたぼし」宮澤敏之さんです。

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